この数日間、8月革命と9月2日の建国70周年記念日を祝う様々な活動が行なわれています。1日、ベトナム声放送局は「千年の輝かしい歴史のページ」という特別番組を放送しました。この番組は朝7時から午後1時にかけての6時間にわたるものです。番組にはブ・クァン元副首相、歴史学者のズオン・チュン・コック、ブ・ミン・ザン博士の演説が入っています。
8月31日の夜、ハノイで、ベトナムの声放送局の主催により、「時代とともに生きる歌曲」という芸術公演が行なわれました。この公演で、ベトナム共産党とベトナム革命の輝かしい歴史のページを讃える歌や踊りが披露されました。
同日、ホーチミン市で、9月2日の建国記念日を祝うレセプションが開かれ、同市に駐在する外国代表団の代表多数が出席しました。レセプションで挨拶を行ったホーチミン市人民委員会のレ・ホアン・クァン委員長は「この70年間、ベトナム国民は多くの困難を乗り越えて、豊かな国民、強固な国、平等的、民主的かつ文明的社会作りに向けて、全力をあげて取り組んできた。現在、ベトナムは国際社会にスムーズに参入しており、多くの国と緊密なパートナー関係を構築している」と明かにしました。
8月31日夜、在北京ベトナム大使館は8月19日の8月革命と9月2日の建国70周年を記念する式典を行いました。式典で挨拶を行った在北京ベトナム大使館のグェン・バン・トゥ大使は「この70年、ベトナム民族は共産党の正しい指導の下で、民族独立という意志、並びに、平和への愛情を生かして、国の独立、自由を獲得し、国の近代化現代化事業において多くの成功を得てきた。対外関係に関し、ベトナムは独立、自主、全方位という政策を実施し、中でも中国と長期的かつ健全な友好関係を維持している」と明らかにしました。
一方同日、在モスクワラオス大使館でも、同様の式典が行なわれました。式典で在ロシアベトナム大使館のグェンタインソン大使は次のように語りました
(テープ)
「ベトナムとラオスの関係のみちのりは両国の伝統的友好団結発展事業と結びついています。その関係はそれぞれの国の建設事業において日増しに発展しています。特にラオス駐在ベトナム大使館とベトナム駐在ラオス大使館の友好協力関係は素晴らしい成果を収めており、アセアン地域と国際社会における両国の地位の向上に寄与しています」
1日、国外在留ベトナム人担当委員会のホーチミン市支店は9月2日の国の独立70周年を記念するにあたり、国外在留ベトナム人の代表と懇親会を行いました。
一方、同日午前、ハノイ市内の国立歴史博物館で、「ベトナムの歴史・文化」をテーマとした展示会が始まりました。展示会で展示されているおよそ300点の写真や資料はベトナムの歴史と1945年以降の国の建設防衛事業におけるベトナムが収めた成果を紹介しています。国立歴史博物館のグェン・バン・クオン( Nguyen Van Cuong) 館長は次のように語りました。
(テープ)
「この展示会はベトナムの歴史と文化を詳しく紹介しています。見学者はこれらの展示を通じて、ベトナムがなぜ、いくども外国の侵略者から民族独立を勝ち取ることができたのを理解できることでしょう」