26日午前、中部ダナン市で、ASEAN東南アジア諸国連合加盟10カ国の情報通信担当閣僚、日本、中国、韓国の対話3カ国の代表、レ・ルオン・ミンASEAN事務局長、及びITU国際電気通信連合のマルコム・ジョンソン事務総局次長らが参加するASEAN情報通信閣僚会議が始まりました。「デジタルを土台にした全面的発展・安全的かつ着実なASEAN協同体に向かう」をテーマにする今回の会議で、閣僚らは2010年～2015年期のASEAN情報通信技術総合計画の完了に関する宣言を出すほか、AIM2020ASEAN情報通信技術総合計画を公表するとしています。

フック副首相

開幕式で発言にたったグェン・スアン・フック副首相は次のように語りました。

(テープ)

「今回の会議で、今後の優先的な協力分野について討議するよう要請します。それらは、まず、ASEAN加盟国、及びそれぞれの国での都市部と農村部の間に生じるデジタル格差の縮小。2つ目は、情報通信技術の発展と持続可能な開発を結び付けていくこと。3つ目は、ハイテク技術の研究と開発、及び経済社会インフラ整備に奉仕する情報通信環境保護政策の立案を推進すること。そして4番目は、情報通信は情報通信のアクセスと交換の活動に安全な環境を作り出す必要があるということです。」