18日、ハノイでAPEC SOM=第2回APEC 高級実務者会合の閉会式が行なわれました。会議の最終日に、2020年までのAPEC のビジョンと2020年後の将来づくりについて意見交換を行ないました。

会合に参加したベトナム代表は重要な提案をし、その中で、経済、金融、社会における包摂的な成長の保障に関する提案があります。ベトナムの提案は会合の代表から好評を得ています。インドネシアのマリ・エカ・パンゲツ元貿易大臣は次のように語りました。

（テープ）  

「ベトナムは第2回APEC 高級実務者会合へ積極的に参加し、多くの重要な提案を出しました。その中で、多国間対話に参加でき、嬉しく思っています。今年、私たちは投資貿易の自由化に関するボゴール目標の実現における向こう3年のビジョンと2020年後のＡＰＥＣビジョンを討議しました。これは重要な内容で、ベトナムの貢献を期待しています」

なお、第2回APEC 高級実務者会合に達成した成果はAPECを世界経済のけん引役を担うためのAPECの決意を示しているとされています。