EU残留派100万人が英ロンドンに集結、再国民投票を求めてデモ行進

【AFP】EU=欧州連合離脱をめぐり国内政治がまひ状態にあるイギリスで23日、残留支持派の人々がロンドンに集結し、2度目の国民投票実施を求めてデモ行進しました。
EU残留派100万人が英ロンドンに集結、再国民投票を求めてデモ行進 - ảnh 1      (写真:THX/TTXVN)

「Put it to the People(国民に投票させろ)」と題されたデモには、英全土から残留支持派が車や鉄道でロンドンに集結しました。主催者発表によりますと参加者は約100万人で、ここ数十年来で最大規模のデモとなりました。

デモは集合地点のハイド・パークからスタートしました。大勢の参加者たちは「ブレグジット反対」と書かれたプラカードやEU旗を掲げ、口笛を吹いたり、歓声やシュプレヒコールを上げたりしながら、目的地の国会議事堂まで約3キロの道のりを行進。国会議事堂前では、スコットランド行政府のニコラ・スタージョン首相、サディク・カーンロンドン市長、野党・労働党のトム・ワトソン副党首らも合流し、参加者らを前に熱弁を振りました。

EU離脱の是非を問う国民投票の再実施に関しては、今月に入って英議会で行われた採決で反対多数で否決され、実施の見込みは薄くなっていました。しかし、21日のEU首脳会議で英国の離脱延期が認められたことから、23日のデモは2度目の国民投票実施への期待が高まる中で行われました。

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