IS、支配地の87%を喪失 有志連合発表

【AFP】イスラム過激派組織「IS=イスラム国」は、「カリフ制国家」の樹立を宣言した2014年にイラクとシリアで制圧していた支配地の90%近くを失ったと、アメリカ主導の有志連合が17日、明らかにしました。

IS、支配地の87%を喪失 有志連合発表 - ảnh 1       (写真;AFP/TTXVN)

アメリカ主導の有志連合の報道官を務めるライアン・ディロン大佐は「われわれの同盟部隊はISIS(ISの別称)がかつて掌握していた土地の87%からISISを一掃し、650万人以上を解放した」とソーシャルメディアに投稿しました。

有志連合は別の声明で、イラクで12万人近く、シリアで1万2000人以上を訓練してきたと発表しました。有志連合はイラクとシリアでは今もなお3000~7000人のIS戦闘員が活動していると見積もっています。

ディロン大佐は「ISISはあらゆる面で敗北を続けています。われわれは彼らのネットワークを破壊し、あらゆるレベルのリーダーを排除した」と述べました。

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