アフガン、米と安保協定調印

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(写真:AFP/TTXVN)

アフガニスタンのガニ新政権は9月30日、アメリカ軍の駐留継続を可能にするアメリカ・アフガニスタン安全保障協定に調印しました。NATO北大西洋条約機構とも同様の協定を締結しました。これによりアメリカ、NATO軍を中心とするISAF国際治安支援部隊は2015年以降も兵士約1万2000人を残留させ、テロ対策やアフガニスタン治安部隊の訓練に当たります。

ISAFの兵力が段階的に減少するのに伴い、反政府勢力タリバンは勢力を盛り返しつつあります。テロによる死傷者数は昨年から再び増加しています。アフガニスタン国民の間では、国際部隊が全面撤退すれば、治安悪化に歯止めがかからなくなるとの懸念が広がっており、協定締結は新政権の最優先事項になっていました。

協定では、アフガニスタン政府は国内で罪を犯したアメリカ兵の逮捕・訴追権を放棄する一方、来年以降もアメリカ軍の駐留を認め、軍事・財政支援を受けることになります。アメリカ軍とISAFは今年末までに戦闘任務を完了します。

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