28日、ハノイで、先頃行われたベトナム共産党のグェンフーチョン書記長のアメリカ訪問の成果について行われた記者会見で、アメリカのテッド・オシアスベトナム大使は「アメリカはチョン書記長の今回のアメリカ訪問を高く評価する。この訪問は両国間の信頼を示すと共に、両国間の協力関係に新しいチャンスを切り開く」と述べました。

また、同大使は「CSIS＝アメリカ戦略国際問題研究所で行われたチョン書記長の演説は未来に向かう両国関係を楽観的に見ており、世論の好評を博している。この訪問にあたり、双方は協力合意書を締結し、その中で、130億ドル相当の民間機の購入契約がある。双方はベトナムとアメリカを結ぶ直行便の開設やフルブライト大学の設立許可証の引渡しなどで一致を達成した」と明らかにしました。

また、テッド・オシアス大使は「チョン書記長のアメリカ訪問の後、来る8月、アメリカのジョン・ケリー国務長官はベトナムを訪問する。特に、今年末、アメリカのオバマ大統領もベトナムを訪問する可能性がある」と述べました。