(VOVWORLD) - 19日、イタリア北部トリノにある「ベトナム研究センター」のサンドラ・スカグリオッティセンター長は、自らが編集したベトナム領海に関する本を紹介する式典を行いました。
(写真:TTXVN) |
「ゴールデンビーチ、ベトナムと東部海域での群島」と題するこの本は出版社「エピック・エディツィオーニ」が出版し、ベトナム東部海域とベトナムに関連する問題を題材としたものです。
その中で、国内外の著名な学者が執筆した文書を集め、歴史や、地政学、戦略、法律などの面で価値があると評価されています。
また、この本は、ベトナムのグエン王朝の勅旨や、ホアンサとチュオンサの両群島に対するベトナムの領有権を証明する古地図などの写真もあり、説得力が高いとも評されています。この本は航海管理戦略や、海洋資源開発についても触れています。
なお、スカグリオッティセンター長はトリノ総合大学で、発展途上諸国に関する社会学や、アジア現代史などを教えています。