(news24.jp)イラク軍は22日、過激派組織「イスラム国」から奪還したモスルの近郊にある「イスラム国」の拠点・タルアファルへの攻撃を開始しました。
(写真:AFP/TTXVN) |
イラク軍は22日、モスルの西約80キロに位置する「イスラム国」の拠点・タルアファルへの攻撃を開始したと発表しました。アバディ首相が20日に奪還作戦を指示、軍は周辺の村などを制圧していましたが、22日、タルアファルへの攻撃に着手したといいます。
タルアファルは「イスラム国」が首都と位置づける隣国・シリアのラッカにつながる戦略的に重要な場所で、イラク国内で今も「イスラム国」が支配する数少ない拠点の一つです。イラク軍が奪還すれば「イスラム国」の掃討に弾みがつきますが、ロイター通信によりますと、タルアファルには約2000人の戦闘員がいるということで、今後、さらに激しい戦闘が予想されます。