イラン、「米大統領の行動はISIS滅亡に革命防衛隊が貢献したことへの復讐」

(VOVWORLD) -イラン議員団を率いてイラクを訪問中のブルージェルディ議員が、イラクで開催されている近隣諸国議会会合において、「アメリカが最近、イランイスラム革命防衛隊をテロ組織扱いとしたことは、イラクとシリアでのテロ組織ISISの敗北に、革命防衛隊が大きく貢献したことへの復讐行為だ」と語りました。
イラン、「米大統領の行動はISIS滅亡に革命防衛隊が貢献したことへの復讐」 - ảnh 1       (写真:telegraph)

イルナー通信によりますと、ブルージェルディー委員長は20日土曜、イラク・バグダッドで開催中のイラク近隣諸国議会会合において、「地域におけるイランの孤立化をはかり、革命防衛隊をテロ組織リストに追加するというアメリカの工作は、同国に何の成果ももたらさないだろう」と述べています。

また、「イランは地域で最も安全な国であり、この安全を近隣諸国にも波及させようと努力している。我々は、地域での危機拡大を許してはならない」としました。

さらに、「革命防衛隊は、イラクやシリアにおいて、ISISやイランの反体制派テロ組織モナーフェギン(MKO)といったテロ組織との戦いに関して輝かしい実績を挙げている。そこへもってきて、アメリカが最近、革命防衛隊に対しこのような行動に出たことは、革命防衛隊に対するある種の復讐行為としかいいようがない。それは、アメリカ自身がテロ支援国だからであり、世界のいずれの地域で発生した危機や戦争にも、アメリカの手が及んでいることが見て取れる」と語っています。

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