セミナーの様子

これは、26日にハノイで行われた「インターネットによる観光の発展」と題するセミナーでベトナム観光協会のヴ・テ・ビン副会長が明らかにしたものです。同協会によりますと、インターネットのメリットを活用する観光からの収益はベトナムのGDP国内総生産の5.8％を占めています。2018年のこの収益は約35億ドルにのぼっており、2017年比べ15％増となっているということです。ビン副会長は次のように語りました。

（テープ）                                               

「現在、多くの観光スポットに関する情報がまだデジタル化されていないことから、私たちは、観光に関する情報のデジタル化を進めなければなりません。また、デジタル化された情報をインターネッタで管理することも重要です。もしこれをしなければ、インターネットのメリットを活用して観光を発展させることはできないでしょう。そして、観光に関する情報を常に更新する必要があります。」

なお、ベトナム観光協会は、2025年をめどに、インターネットのメリットを活用する観光からの収益を90億ドルにするという目標を掲げています。