エボラ熱死者、1200人超

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WHO=世界保健機関は19日、西アフリカで感染が広がっているエボラ出血熱について、16日時点の死者は1229人に達したと発表しました。死者が1000人を超えた9日から1週間で200人以上増えました。疑いを含む感染者は2240人となっています。

ただWHOは19日、ギニアとナイジェリアで「明るい兆しがある」との声明を発表しました。ナイジェリアでは感染後に回復した例があり、「早期発見と治療が患者の生存率を高めることが裏付けられた」と強調しました。またギニアでは、感染予防についての住民の意識が他の感染国より高まっていると説明しました。ただ「感染拡大は制御できていない」と警告し、予防策の徹底を呼び掛けました。

国別の累計死者数は、リベリア466人、ギニア394人、シエラレオネ365人、ナイジェリア4人となりました。一方、リベリアの首都モンロビアで16日、武装集団が感染者隔離施設を襲撃し、入所者17人が逃走した事件で、ロイター通信は19日、リベリア当局が全員を見つけ、特別施設に移送したと伝えました。

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