24日午前、国会議事堂で、ガン議長は、カル・ジャヤスーリヤ議長を迎える歓迎式典を主宰しました。その後、両議長は会談を行い、「両国の国会と国会直轄機関は、締結済みの協定や合意書の効果的遂行への監視と推進を強化すると同時に、国防代表団の相互訪問を頻繁に行い、公安大臣級の安全保障対話を2年に1回開催する必要がある。」とのことで一致しました。

二国間の貿易協力について、両議長は「両国には協力のための大きな潜在力がある。双方は、貿易取引総額を10億ドルにするように取り組むと同時に、石油ガスや、情報通信技術、紡績縫製、ゴム、革靴、再生エネルギー、航空輸送などの分野における協力を推進してゆく。」と強調しました。

ガン議長はスリランカに対し、1982年国連海洋法条約をはじめ国際法に従ってベトナム東部海域（南シナ海）を巡る紛争の平和的解決というベトナムとASEANの主張を支持するよう希望しました。なお、両国議会の協力について、両議長はさらに「両国の国会は、各レベル代表団の相互訪問を維持し、友好議員グループの役割をさらに効果的に活用する必要がある。」と訴えました。