ガス供給停止 合意に至らず改めて協議へ

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(写真: AP)


ロシアがウクライナへの天然ガスの供給を代金の滞納を理由に停止している問題で、両国のエネルギー相が協議を行いましたが、代金支払いの保証などについて話がまとまらず合意には至らず、来週改めて協議することになりました。

この問題は、ロシアがウクライナに供給する天然ガスの価格をことし4月に大幅に引き上げたためウクライナが代金の支払いを拒否し、ことし6月からロシア側が供給を停止しているものです。こうしたなか、両国のエネルギー相は21日、仲介役のEU=ヨーロッパ連合の担当者を交えてベルギーのブリュッセルで協議を行いました。

協議のあと記者会見したEUのエッティンガー委員によりますと、両者は来年3月までの暫定的なガス価格や、ウクライナ側が滞納しているガス代金の一部として31億ドル(約3300億円)を年末までに段階的に支払うことなどについてはおおむね合意したということです。ただ、ウクライナが支払うガスの代金についてロシア側が保証を求めたため話がまとまらず最終的な合意には至りませんでした。

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