グェン王朝の行政文書、世界遺産に


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30日、ハノイで、 ユネスコベトナム事務所のカトリーヌ・ミュラー・マリン所長はベトナム内務省のグェン・タイ・ビン大臣に、グェン王朝の行政文書をユネスコの世界記憶遺産として認定する証明書を手渡しました。

グェン王朝の行政文書とは1802年から1945年にかけて存在した一般にいう「ラストエンペラー」グェン王朝の行政文書です。グェン王朝の歴代の王により朱印で承認されたもので、政治、軍事、外交、経済、社会、文化などの分野における問題を解決するためのものです。

特に、グェン王朝の行政文書にはベトナムの海と島の領有権を示すものがたくさんあります。ベトナム歴史科学協会のファン・フイ・レ( Phan Huy Le)会長は次のように語りました。

(テープ)

「グェン王朝の行政文書はホァンサ群島とチュオンサ群島がベトナムの海上国境線であることを明記しました。その他、グェン王朝はホァンサ群島とチュオンサ群島を直接に管理し、その権限を地方に委託しませんでした」

なお、これまでに、ベトナムの4件の文化遺産がユネスコにより記憶遺産として認定されてきました。

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