ジュネーブ協定締結60周年記念日


ディエン・ビェン・フー作戦に勝利した翌日の1954年5月8日、インドシナにおける戦争の終結と平和の回復に関するジュネーブ会議が開催されました。 75日間にわたって行われた交渉や諸活動が終了した後の7月20日に、ベトナム、ラオス、及びカンボジアにおける休戦に関するジュネーブ協定が締結されました。

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当事者がジュネーブ協定に調印

民族の史上初となる、大国が独立、主権、統一、領土保全などを含むベトナムの基本的な権利を認知しなければなりませんでした。

この協定に関して、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は次のように語りました。

(テープ)

「ジュネーブ会議で、我々は民族の利益のために尽力しました。当時、最高の目的は大国が独立、主権、統一、領土保全などを含むベトナムの基本的な権利を認知しなければならないことでした。これは最も大きな教訓でもあります。この教訓はベトナム戦争にも適用され、1973年に締結されたパリ協定に繋がりました」

一方、フランス植民地時代に外交官として活躍したグエン・バ・バオ氏は「これは現在の国家主権保護事業にとっても大きな教訓である」との見解を示し、次のように語りました。

(テープ)

「全民族、全国民の団結のほか、国際社会の支持も重要です。これらの力を集めることが出来なかったら、勝利を収めることが出来ませんでした。これは大きな教訓です。現在の状況においても、国際社会の支持、支援を受けたら、民族独立や、国家主権、領土保全を確保できると信じています」

さて、ベトナム人民軍の歴史研究者であるグエン・ヒュー・タィン大佐は次のような見方を示しています。

(テープ)

「正義のために戦う我々は必ず勝利すると確信しています。大昔の闘争も、ジュネー会議も、パリ会議も同じです。断固たる姿勢を示しながらも、柔軟な措置を取るという戦術はベトナムの今日の勝利を決定した要素です」

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