スリランカ同時爆破テロ ISが犯行主張する声明

(VOVWORLD) -スリランカの最大都市コロンボを中心に起きた同時爆破テロ事件について、過激派組織IS=イスラミックステートは、23日、インターネット上に声明を出し、「同胞がキリスト教徒や有志連合の国民を狙った」として、一連の爆発はISの戦士による犯行だと主張しました。
スリランカ同時爆破テロ ISが犯行主張する声明 - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

声明では、事件の実行犯として7人の名前や役割分担にも言及し「ホテルやキリスト教の教会に向かった」としたうえで、教会では、「同胞が、イースターのお祭りを祝っていた人たちを狙った」などとして、ISの戦士による犯行だと主張しました。また、教会では1人ずつが体に巻き付けた爆発物を爆発させたほか、ホテルでは爆弾と体に巻き付けた爆発物を両方爆発させ犯行に及んだとしています。

インターネット上には、実行犯らを写したとする動画や集合写真もあり、このうち動画ではリーダー格とみられる男がISの指導者、バグダディ容疑者の名前を呼び、他の7人が「神は、我々の宣誓を見ている。神は偉大なり」などと復唱する様子が写っています。また写真では、黒い衣服を身にまとった8人が銃やナイフを手に並んでいます。

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