27日深夜、グエン・タン・ズン首相率いるベトナム代表団はマレーシアで開催されていたASEAN＝東南アジア諸国連合の第26回首脳会議への出席を終え、ランカウイ島を発ち、帰国の途につきました。

マレーシアがASEAN2015議長国として主催した今回の首脳会議では国民を中心にする共同体づくりの現実化、温和主義の世界的な発展、気候変動に対するASEAN共同体と国民の対応力の向上に関する３つの声明が採択されました。

グエン・タン・ズン首相は会議で取り上げられた各議題の討議に積極的に参加した上で、ベトナムは加盟諸国と力を合わせ、ASEAN共通の利益や連合内の団結の強化に取り組んでいることを強調しました。