出席者による記念写真

式典で発言にたったベトナムのグエン・ティ・キム・ガン国会議長は、「国連の持続可能な開発のための２０３０アジェンダは、世界の人々が平和と繁栄の中で暮らすためのもので、より明るい将来づくりに取り組んでいる世界の決意を示している」と述べ、国連のミレニアム開発目標が出されてからのこの15年、ベトナム国会は、2013年憲法を始め、300件以上の法律を採択・改正したと強調しました。ガン議長は次のように語りました。

（テープ）

「ベトナム国会は、持続可能な開発目標の実現に関する国家機関の活動を監視するという役目を果たしています。また、貧困解消や気候変動の対応、医療、科学技術など持続可能な開発目標の実現に必要な分野への国家予算案を決定します。そして、ベトナム国会は、持続可能な開発に関する国際条約への加盟を批准することを通じて、持続可能な開発目標の実現を促進させています。」

一方、ＩＰＵ列国議会同盟のマーティン・チュンゴン事務局長は、持続可能な開発目標の実現に対するベトナムの努力を高く評価し、「ＩＰＵは、ベトナムを含む加盟国の持続可能な開発目標の実現を支援してゆく」と明らかにしました。

なお、、「国会と持続可能な開発目標」をテーマとする会議は18日までダナン市で開催されています。