ドイツ教授、ベトナム東部海域における中国の行動に懸念

今月4日から8日にかけて、ドイツの首都ベルリンで国際観光見本市2015が開催されています。

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見本市の光景(写真:nordicmarketing.de)

ベトナムの展示ブースの中に、ベトナムのホアン・サとチュオン・サ両群島が掲載されるベトナム地図が出展されています。その他、その両群島に対するベトナムの領有権、及びホアン・サとチュオン・サ両群島に人工の島の建設を行なっている中国の行為を示す情報などもあります。多くの観客はベトナムの展示ブースに行き、ベトナム地図をもらいました。

中国がベトナムのホアン・サとチュオン・サ両群島に人工の島を建設し、いくつかの島の改造を行っている事は、ドイツ世論の関心を集めています。ハンブルク大学付属ハンブルク平和研究・安全保障政策研究所のハワード・ローウェン教授は「中国は従来から、領土拡大という目標を追求している。その目標は、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)を中心にする東南方向に集中されている」と明らかにしました。また、同教授は「中国が『島建設』という戦術を利用して、ベトナム東部海域における占拠中の島での権力の強化を図ることは国際法に違反する行為である。」と強調しました。

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