ドイツ旅客機墜落 副操縦士の自宅を捜索

ドイツ旅客機墜落 副操縦士の自宅を捜索 - ảnh 1
ルビッツ副操縦士(写真:ロイター)


フランス南東部で起きた乗客乗員150人を乗せたドイツの旅客機の墜落について、捜査を担当しているフランスの検察当局は26日、旅客機のドイツ人の副操縦士が故意に墜落させたという見方を示しました。
検察はボイスレコーダーを解析した結果、墜落の10分前に機長がルビッツ副操縦士に操縦を交代し、操縦室から出たことや、1人になった副操縦士が機体の高度を下げ、機長の呼びかけにもかかわらず、操縦室のドアを開けるのを拒んだことなどが分かったとしています。フランスと連携して捜査を進めているドイツでは26日、警察がルビッツ副操縦士の自宅などを捜索し、パソコンや文書を押収し、副操縦士がなぜこのような行為に及んだのか、動機につながる手がかりがないか調べています。また、フランスの当局は、いまだに発見されていない飛行中のデータを記録するフライトレコーダーの捜索を急いでいます。航空会社によりますと、ルビッツ副操縦士は2008年に操縦士としての訓練を受け始め、6年前には数か月の間、訓練を中断した時期があったということです。その後、ルビッツ副操縦士は訓練に復帰し、すべての飛行訓練や健康診断に合格していると会社側は説明しています。

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