ドイツ銃乱射、容疑者は大量殺人に関心


ドイツ南部ミュンヘンの銃乱射事件で自殺した容疑者は大量殺人に関心を持ち、過去の事件について詳しく調べていたことが24日までに分かりました。

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容疑者(写真:Twitter

警察によりますと、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国」とのつながりは見つかっていないということです。警察が23日の記者会見で発表したところによりますと、単独犯とみられる18歳の少年に政治的な動機はなく、自宅で見つかった資料から宗教についての記述も発見されませんでした。

その一方で、大量殺人事件を扱った書籍などの資料が大量に出てきたとしています。事件を受けて、メルケル首相は23日、ベルリンの首相府に治安を担当する閣僚らを集めて対策会議を開いたあと、声明を発表しました。

この中で、メルケル首相は「事件の背景に何があるのか、徹底的に解明する」と述べたうえで、「国民の安全と自由を守るため、引き続き、あらゆることをする」と決意を示しました。

 

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