ネパール中部で発生した大地震で、ネパール政府は3日、死者が7240人になったことを明らかにしました。
ネパールで救難活動が続いている(写真:AP)
インドなど周辺国を合わせた死者数は7300人を超えました。ネパール警察のカマル・シン・バン報道官は同日、読売新聞の取材に対し、死者について、「高齢者と子供が多数を占めている」と語りました。
警察などによりますと、地震が発生した4月25日正午前の時間帯は、高齢者や子供の多くが自宅にいて、逃げ遅れた可能性が高いということです。ネパール政府は3日、犠牲者の遺族に対し、死者1人につき4万ルピー(約4万7000円)の見舞金を支給すると発表しました。