会合で発表しているフック首相

会合で、フック首相は、ランソン省は、２３０キロメートルに及ぶ中国との国境線を持って多くの国境検問所を擁することから、ベトナムの経済・社会・国防・安全保障において重要な位置を占めていると共に、中国とＡＳＥＡＮを結ぶ窓の一つとしての重要な役割を果ていると明らかにしました。

フック首相は、国境貿易を始め、経済をさらに発展させると共に、国防・安全保障に力を入れてゆく必要があると述べ、次のように語りました。

（テープ）

「ランソン省の発展は、貿易、観光、山岳地帯の農・林業の開発につながることでしょう。中でも、国境貿易とロジスティックスに特別な関心を払わなければなりません。また、ランソン省の歴史遺跡や豊かな文化を発揮させ、持続可能な観光の開発を目指して欲しいです。そして、ハイテクアグリカルチャーの導入を促進させ、中国に高品質の野菜・薬草・工業用樹木を輸出するのも重要な方向であると思います。」