ブルキナファソで軍が政権掌握

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ブルキナファソ国軍(写真:ロイター)

 西アフリカのブルキナファソで30日、軍が政権を掌握するするとともに、夜間外出禁止令を出しました。

ブルキナファソでは、コンパオレ大統領の再選に道を開く憲法改正案に対する抗議活動が激化しています。30日にはデモ隊が国会議事堂に侵入し、放火する騒ぎとなりました。

ブルキナファソ国軍のトラオレ将軍は首都ワガドゥグで記者らに対し「政府は解体される」と述べました。また、こうした軍の介入が国民の利益に最もかなうとともに、「国内外の世論」の支持も受けていると主張しました。

この日、コンパオレ大統領は、テレビを通じて声明を出し、権限の移譲について対話の用意があると表明し、デモ隊が求める即時退陣はしない意向を明確にし、「移行期間後に、民主的に選ばれた大統領に権限を移譲する」と述べました。

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