(写真：TTXVN）

これによりますと、双方は、2017～2027年期における10年間の戦略を立案し、研究分野や、優先分野などを定めます。双方は互恵という原則に従って協力し、経済成長や、イノベーションなどに貢献したい意向を表明しています。

向こう10年間、オーストラリア国際農業研究センターとベトナム農業農村開発省は他のパートナーとともに、食品の安全、気候変動、土壌改良、市場、林産物の付加価値の向上、水産物養殖といった６つの分野における問題解決のために協力するということです。

これに関し、オーストラリア国際農業研究センターのピーター・ホーヌセンター長は次のように明らかにしました。

(テープ)

｢その協力は、『建設・相互支援、共同出資、あらゆる財源の活用』という精神に従って進められます。これは、ベトナムだけではなく、地域のほかの国々の研究能力の向上を目指すものです。｣