ベトナム・ハンガリー首脳会談

(VOVWORLD) -グエン・スアン・フック首相の招きに応え、ハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相は24日から26日にかけて、ベトナム公式訪問を行なっています。
ベトナム・ハンガリー首脳会談 - ảnh 1 写真提供:Quang Hieu

25日午前の歓迎式後、フック首相はオルバーン・ヴィクトル首相と会談しました。

席上、フック首相は「ベトナムはハンガリーをはじめ、東欧諸国との関係を重視している」と強調するとともに、ハンガリーがベトナムを優先的なODA供与対象国と見なし、ベトナムに5億ユーロを超える低金利借款を供与することを高く評価しました。また、ベトナム人留学生に対する奨学金を200人分に増やしたことや、ベトナムの2020年~2021年期の国連安全保障理事会入りへの支持を公約したことに感謝しました。

一方、オルバーン・ヴィクトル首相はベトナムを従来からの友好国と見なし、ベトナムとの多面的な関係を発展させる意向があると強調しました。また、ベトナムとEU=欧州連合とのFTA=自由貿易協定の早期批准を支持すると表明しました。両首相は経済協力政府合同委員会の活動の効果向上、貿易・投資振興、企業への有利な条件作りに取り組むことで一致しました。

さらにベトナム東部海域(南シナ海)問題に関し、国際法に従って、平和的措置で、紛争を解決する必要があるとしています。

会談後、両首相は記者会見を行ないました。会見で、フック首相は次のように語っています。 

(テープ) 

「ベトナムとハンガリーは67年間にわたり良好な関係で結ばれています。今回の訪問で、私たちは貿易、投資を中心に、全面的な関係の強化措置について話し合いました。また、財政、農業、情報技術、文化、交通安全、職業訓練、環境保護などについても協議しました。」

そして、両首相は共同声明を出し、財政、文化、教育、農業、労働、情報技術、通信分野に関する一連の協力合意書の調印式に立ち会いました。

 

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