ベトナム、国連の目標実現に貢献

(VOVWORLD) -22日、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は、ニューヨークで開催中の第72回国連総会に参加しました。
ベトナム、国連の目標実現に貢献 - ảnh 1         (写真:TTXVN)

ミン副首相兼外相のほか、国連加盟193カ国の指導者らも出席しました。席上、ミン氏は一般討論演説を行い、国連と世界の差し迫った問題や、これらの問題解決に対するベトナムの貢献などに触れました。ミン副首相兼外相はベトナムの国連加盟の重要な意義を強調し、「これは、独立・統一したベトナムが発展し、国際社会の責任ある一員として、平和・安定・発展という国連の高貴な目標実現に貢献するため、重要な節目である」と確認しました。ミン副首相兼外相は、各国に対し、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの効果的実施のために、「国民をあらゆる政策、あらゆる行動の中心におくよう」呼びかけました。ミン副首相兼外相は次のように語りました。

(テープ)

「国連は、全地球的な試練への対応、客観性・公平性の確保を目指す規則・基準づくりへ向けて、中核的な役割を果たす機関でなければなりません。また、組織から活動方式、財源調達などまで、全面的に刷新する必要があります。ベトナムは国連の改革を支持し、これに積極的に参加します。」

ベトナム東部海域問題(いわゆる南シナ海)問題に関し、ミン副首相兼外相は関係者に対し、自制して1982年国連海洋法条約を含め国際法に従って平和的措置で紛争を解決し、DOC=海上行動宣言を徹底的に履行し、COC=行動規範を早期制定するよう呼びかけました。

同日、国連本部で、ミン副首相兼外相はチャン・ダイ・クアン国家主席の委託を受け、核兵器禁止条約に調印しました。核兵器禁止条約は、核兵器の全廃と根絶を目的として起草された国際条約であり、2007年4月、コスタリカ・マレーシア両政府の共同提案として正式に国連へ提出され、2017年7月7日に122か国・地域の賛成多数により採択されました。

ご感想

他の情報