(VOVWORLD) - 「ベトナム政府はベトナムで事業を行なっているホンダ株式会社をはじめ、日本企業に常に関心を寄せ、あらゆる条件を作り出しています」。
15日、ハノイで、グエン・スアン・フック首相は本田技研工業株式会社の倉石・誠司代表取締役副社長と会見した際、このように強調しました。
一方、倉石氏は「ベトナムは重要な市場であるので、ホンダ社は自動車生産に拡大する計画がある」と明らかにするとともに、ベトナム政府、各省庁の支援を引き続き受けたいと表明しました。
同日、フック首相は三井物産株式会社の安永・竜夫代表取締役社長兼最高経営責任者と会見しました。席上、フック首相は三井物産は世界的な大手商社であることから、ベトナムにおける同社の事業活動の成功は他の大手企業にベトナムへの進出を働きかけるであろうとの見解を示しました。
また、フック首相は「両国がCPTPP=包括的かつ先進的な環太平洋経済連携協定をはじめ、複数の協定を締結したことは三井物産を含む外国企業の投資経営に有利な法的条件を作り出す」と強調しました。
さらに三井物産に対し、ベトナム製品の消費を強化していくよう希望を表明しました。