アメリカのミサイル駆逐艦スプルーアンスとプレブルの２隻がベトナム東部海域（南シナ海）のチュオンサ諸島近くで１１日、「航行の自由作戦」を行ったことに関し、外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は取材に応えました。

ハン女史は「この海域に対するベトナムの領有権と裁判権は明らかで、国際法に合致している。ベトナムは東部海域に面して、1982年国連海洋法条約の加盟国として国際法のあらゆる規定に従って、各国の海上・上空の自由航行を尊重している」と強調しました。

また、「海洋に関する沿岸国の要求と行為は1982年国連海洋法条約に合致すべきである。ベトナムは各国に対し、各海域と海洋の平和、安定の維持に貢献し、法支配を尊重するよう求める」としています。