ベトナムとカンボジアとの関係


既にお伝えしましたように、カンボジアのノロドム・シハモニ国王の招きに応じて、チュオン・タン・サン国家主席は23日から24日の日程で、カンボジア国賓訪問を行います。この機に、サン主席はカンボジアの「ラスメイ・カンプチア」新聞のインタビューに答えました。


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サン主席とシハモニ国王

その中で、「今回の訪問は、ベトナムの指導者らとシハモニ国王をはじめカンボジアの指導者らとの信頼の強化を目指すものだ。これは、両国関係の強化に寄与し、両国国民の願望に応える。また、『善隣、伝統友好、全面協力、未来志向』という両国の指導部が達成した方針に従ってカンボジアとの友好や全面的協力関係の強化を重要視するというベトナムの一貫した政策を示すものだ」と強調しました。

ベトナムとカンボジアとの関係に関し、サン主席は「両国国民はともに様々な困難を乗り越え、自国の独立主権のために多大な犠牲を払ってきた。現在の伝統的友好協力関係は貴重な財産で、次の世代に伝える必要がある」とした上で、「現在、ベトナムとカンボジアは関係強化のための大きなチャンスがある一方、地域と世界情勢の迅速な変化を前に、さらに努力する必要がある」と指摘しました。

さらに、サン主席は「今後も、政治や、経済、貿易、投資、観光、通信、銀行、工業、農業などあらゆる分野で協力を促進し、2015年に両国間の貿易額を50億ドルにする目標を達成するために努力していくよう」訴えました。

サン主席は、両国間の国境画定と国境標識設置作業に触れ、「両国間の国境を『平和・友好・協力・発展』の国境線にするためにこの作業を進める必要がある」と語りました。

 

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