統計総局の発表によりますと、11月にベトナムを訪れた外国人観光客は前月と比べおよそ13%増、昨年同期と比べ20%増となっています。現時点で、ベトナムを訪れた外国人観光客は延べ700万人にのぼりました。ちなみに、11月に入り、観光客が増加した国々は香港、韓国、シンガポール、台湾、アメリカ、フィンランドの他、ビザ免除が適用されているイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなどが入っています。
専門家によりますと、こうした成果はベトナムが観光シーズンに入ったことや西欧5カ国に対し、ビザ免除が実施されていることによるものであるとしています。
また、先頃、政府は国外在留ベトナム人を対象にビザ免除の実施を決定しました。これにより、ベトナムを訪れるベトナム系外国人観光客が増加すると期待されています。