19日、グエン・タイン・ロン保健次官は熱帯病院の疫病予防対策を視察しました。その際、ロン次官は、同病院をはじめベトナム医療当局に対し、「エボラ出血熱が引き続き拡大している現在、その対応をレベルアップしなければならない」と要請しました。

ロン保健次官の主催によるエボラ熱対策会議

ロン次官は、ベトナムでエボラ出血熱に感染するケースはまだない現在も、熱帯病院が予防措置を取り、感染者を受入れるための条件を十分に整えたことを高く評価し、「今後もこの疫病に対する警戒感を高める必要がある」と述べました。

また、ロン次官は「今後、保健省はこの危険な疫病に対応するため、4つの緊急作業部会を設立する」と明らかにしました。