3日、国連人権理事会の会議で、ベトナムのグエン・クオク・クオン外務次官は演説を行い、｢ベトナムは国連人権理事会の役割の向上、各国間の対話、協力、国際法の尊重、国連での協調などを支持している｣と再確認しました。

国連人権理事会のある会議（写真：Congannhandan)

国連人権理事会が創立10周年を迎えることに関し、クオン次官は｢国連人権理事会は、人権の尊重・保護、人権に関する客観的かつ全面的なアプローチの方法作り、人権に関する認識の向上に一定の貢献をしてきた｣とした上で、「国連人権理事会は客観性や、透明性を確保し、対話を強化し、発展途上諸国にさらに関心を寄せる必要がある」と語りました。

クオン次官はまた、ベトナムの人権状況を紹介し、その中で、｢ベトナムは自国の公約を履行するために取り組んでいる｣と明らかにしました。

会議の際に、ベトナム代表団は、人権に関する複数の国際条約に関する討論会に参加したほか、日本や、セルビアなどの外交官と個別会見を行いました。