ベトナム、地域と世界の安全保障に責任感

25日、ベトナム中部ダナン市で、ベトナム国防省とアメリカ総合特殊作戦コマンドは、アジア・太平洋地域の安全保障専門家によるシンポジウムを共催しました。このシンポジウムはアメリカと同地域の各国の協力により毎年行なわれているものです。

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シンポジウムの風景(写真:nhandan.org.vn)

「人間を中心としたASEANの安全保障」と題する今年のシンポジウムには、ASEAN東南アジア諸国連合加盟10カ国、及び、オーストラリア、ニュージーランド、日本、モンゴルの代表90人が参加しました。シンポジウムで発言に立ったベトナム特殊部隊司令官のド・タイン・ビン少将は、このシンポジウムは、ベトナムが地域と世界の安全保障問題に関する観点を明らかにした上で、この問題に対する役割と責任を示す良い機会であると述べ、次のように語りました。
(テープ)

「テロ、海上安全保障、自然災害はそれぞれの国、及び、地域と世界の平和、安定、安全保障に大きな影響をもたらしています。こうした試練を解決する為には、全ての国の協力と責任が大切で、その中で、各国の軍隊は重要な役割を果たします。シンポジウムは、私たちが実際上の経験を交換した上で、共通の試練への対策を見出す良い機会であると思います。これは世界と地域の平和、繁栄、発展の為のものです。」

シンポジウムは「人道支援と災害救助」、「海上安全保障」、「テロとの戦い」といった3つのテーマに分かれて協議しました。


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