23日午前、南部ブンタウ市で、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海に関する第7回国際シンポジウムが行なわれ、国内外の学者およそ200人が出席しています。
シンポジウムでは地域内の平和、安定の維持、あらゆる紛争の解決を目指す措置について討議が行われています。
「ベトナム東部海域・地域内の安全保障、発展のため」をテーマにしたこのシンポジウムはベトナム外交研究院、ベトナム東部海域研究支援基金、法律家協会の共催によるものです。シンポジウムで発言にたったベトナム外交研究院のグェン・ディン・クイ院長は次のように語りました。
(テープ)
「シンポジウムの重要な課題はベトナム東部海域を研究する全ての学者を集めることです。これらの学者はこの海域の歴史証拠並びに先頃発生した紛争情況を分析、評価した上で、この海域の平和、安定、協力、繁栄に向けの提案を関連各国政府に提出します。」
また、このシンポジウムで、代表らはベトナム東部海域の平和と安全保障を脅かす行為に深い懸念を表明し、中でも、チュォンサとホァンサ両群島に関するベトナムの主権を再確認しました。