先月17日に撃墜されたマレーシア航空17便に搭乗していたマレーシア人乗客のうち、20人の遺体が22日午前、特別機でオランダからマレーシアに到着 しました。空港で営まれた追悼式典には国王やナジブ首相及び犠牲者の遺族らが参列しました。
マレーシア政府は、犠牲者の冥福を祈るために22日を「喪に服す日」と定めました。
マレーシア航空17便は7月17日にアムステルダムからクアラルンプールへ向かう途中、ウクライナ上空で撃墜され、乗員乗客298人が死亡しました。
墜落現場から遺体を回収する作業は難航し、回収された遺体は身元確認のためいったんオランダに搬送されました。オランダの当局は、確認作業には数カ月かかる可能性があるとの見通しを示していました。
犠牲者はオランダ人が約3分の2を占め、マレーシア人は乗員15人と幼児2人を含む43人でした。