ミン副首相兼外相との会見で、ヤコブ大統領は「ASEAN議長国として、シンガポールは団結、自力、創造のASEANを構築し、発展格差の是正、安全保障分野での試練への対応を目指す」と強調しました。

一方、ミン副首相兼外相はシンガポールをベトナムの第一の貿易投資パートナーと見なしていると明らかにしました。

 他方、リー・シエンロン首相との会見で、ミン副首相兼外相は「ベトナムは一貫してシンガポールとの戦略的パートナー関係を重視している」と強調するとともに、シンガポールに対し、第４次産業革命の動きに応えるため、投資を知識と高い技術が求められる分野へシフトすることを要請しました。

また、ミン副首相は両国に対し、CPTPP＝包括的かつ先進的な環太平洋経済連携協定の批准と実施で連携するよう希望を表明しました。