メコン川流域諸国外相会議、ソウルで開催

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ミン副首相兼外相(右)

29日午前、韓国の首都ソウルで、韓国のユン・ビョンセ外相、及び、タイの外相代理の主催のもので、第4回メコン川流域諸国の外相会議が行なわれました。

これは、「メコン川諸国と韓国の交流年2014」の一環となっています。今回の会議はメコン流域内の開発協力や、経済・政府間協力、朝鮮半島情勢などについて議論し、今後3年間の具体的な協力目標や、方向性などを盛り込む行動計画を初めて採択しました。

また、インフラ分野での中長期的な協力事業として、メコン流域内に韓国交通政策の導入に向けた交通研究所を設立することで合意しました。アジア山林協力機関を通じてメコン地域で山林復元と緑化事業を実施し、韓国のメコン地域へのODA=政府開発援助を拡大することでも一致しました。

会議で発言に立ったベトナム代表団団長のファム・ビン・ミン副首相兼外相はメコン川流域の発展に対するインフラ連携、人材開発の重要性について強調すると同時に、経済発展が環境保全、天然資源の持続的利用と結び付ける必要があるとの見解を示しました。

会議の枠外で、ミン副首相兼外相は、韓国のユン・ビョンセ外相と会談し、両国の高級代表団による相互訪問、投資・貿易・草の根外交の強化に向けた具体的な措置について意見交換をしました。なお、来年、ベトナムは韓国と共に、メコン川と韓国に関する会議を共催します。

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