ラオスの首都ビエンチャンで開催中のＡＳＥＡＮ外相会議に合わせて、メコン・韓国外相会議が２４日午後、開催されました。会議には、ラオス、カンボジア、ミャンマー、タイ、ベトナムを含むメコン川流域の５カ国と韓国の外相らが出席しました。

会議で、外相らは、メコン川流域の５カ国と韓国との協力状況、及び、今後の方向について話し合ったほか、朝鮮半島の状況、ベトナム東部海域（南シナ海）問題、気候変動、自然災害などについても意見交換しました。また、メコン・韓国協力基金に対し、メコン川地域の発展、及び、メコン川流域の５カ国と韓国との協力拡大をさらに促進させるようとの希望を表明しました。

会議で発言にたったベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は、メコン・韓国の協力において民間セクターの参加を奨励し、気候変動対策や水資源管理の強化を促進させる必要があるとの考えを示しました。