ラオスでASEAN外相会議が続く




ASEAN=東南アジア諸国連合は25日午前、前日に続いてラオスの首都ビエンチャンで外相会議を開催しました。加盟10カ国の外相、及びASEAN事務局長が出席しています。会議では、ASEAN内の団結や統一、ASEANの中核的な役割を強化する措置、2025年までのASEANビジョンの展開、ASEANと対話諸国との協力の強化、地域と国際情勢について討議が行なわれました。

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加盟諸国は2025年までのビジョンを精力的に実施し、このビジョンを国連の持続可能な開発のための2030アジェンダと連携させることを高く評価しました。また、朝鮮半島情勢、中東問題、テロ、人身売買、移民、越境犯罪、海上安全保障、気候変動、自然災害など、ともに関心を寄せている諸問題についても協議し、ベトナム東部海域(南シナ海)問題に関し、外相らはベトナム東部海域の最近の動きに懸念を示すとともに、国際法に従って、平和的措置で紛争を解決すること、武力による威嚇又は武力の行使をしないこと、情勢を複雑化させる行動や軍事化を進めないことを訴えました。

会議で、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相はASEAN内の団結と統一、及び中核的な役割の発揮の重要性を強調するとともに地域内外の国々に対するベトナム東部海域の重要な役割に触れました。

25日、ASEAN+1、つまりASEAN・中国、ASEAN・日本、ASEAN・韓国、ASEAN・アメリカ、ASEAN・インド、ASEAN・オーストラリア、ASEAN・ニュージーランド、ASEAN・ロシア、ASEAN・EU、ASEAN・カナダ会合が開かれました。

 

 

 

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