(VOVWORLD) -ECB=欧州中央銀行総裁に就任予定のラガルドIMF=国際通貨基金専務理事は16日、声明を発表し、9月12日付で辞任すると明らかにしました。
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IMFは今後、後任探しに着手します。歴代のIMFトップは欧州出身者が就いており、慣例に従う可能性が高いです。
今月2日にEU=欧州連合首脳会議でラガルド氏がドラギECB総裁の後任に指名されたことを受け、既にリプトン筆頭副専務理事が代行を務めています。IMFが速やかに新体制へ移行するため、辞任時期を明確にしたとみられます。
ラガルド氏はIMF初の女性トップとして2011年に就任しました。16年に再任され、21年7月までの任期途中でした。金融危機後の世界経済回復に貢献したほか、女性や社会的弱者への支援を重視しました。