リーソン島で、「カオ・レ・テ・リン」儀式、開催

(VOVWORLD) - この儀式は、リーソン島に住む人々の生活に繋がっており、ホアンサ群島の保護に犠牲になった兵士を偲ぶ為、数百年間にわたって維持されています。

20日午前、中部クアンガイ省リーソン県アンビン村の国家史跡地区で、現地住民の「カオ・レ・テ・リン」という儀式が行われました。

この儀式は、リーソン島に住む人々の生活に繋がっており、ホアンサ群島の保護に犠牲になった兵士を偲ぶ為、数百年間にわたって維持されています。実行委員会のグエン・タン・フォン委員長は次のように語りました。

(テープ)

「この儀式は、『水を飲む時、その井戸を掘った人の恩を思う』というベトナムのよき伝統を表しています。我々の先人たちがホアンサとチョンサ両群島の保護の為に身を捧げたので、後の世代は、ベトナム人のルーツの保護に取り組まなければなりません。」

「カオ・レ・テ・リン」という儀式は若い世代に愛国の伝統を教育するチャンスでもあります。ハノイからの訪問者の話を聞いてみましょう。

(テープ)

「この儀式は独特なものだと思います。これを通して、ホアンサ群島の保護の為に犠牲になった兵士の恩に感謝したいのです。こうした儀式がいつまでも保たれるよう望んでいます。」

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