[ロイター] - ロシア大統領府は21日、新たな駐米大使にアナトリ―・アントノフ外務次官(62)を任命したと発表しました。
アナトリ―・アントノフ外務次官(写真:Sputnik) |
前任のセルゲイ・キスリャク氏は、昨年のアメリカ大統領選期間中と政権移行期にトランプ陣営のメンバーと接触したことが発覚しました。ロシアのアメリカ大統領選介入疑惑の中心人物とされます。
アントノフ氏は2011─2016年まで国防次官を務め、ロシアによるウクライナ南部クリミアの併合に関与したとしてEU=欧州連合の制裁対象となっています。
昨年に外務次官となってからは、外務省と軍の調整役を務めています。