「世界食糧デー」を記念

(VOVWORLD) - 既にお伝えしましたように、15日、農業農村開発省はFAO=国連食糧農業機関ベトナム事務所は共同で「世界食糧デー」38周年、及びFAOのベトナム事務所開設40周年を記念する式典を行いました。
「世界食糧デー」を記念 - ảnh 1 写真提供: Hoang Hung

 「今日の行動・明日の未来」と題するこの式典は2030年までに飢餓ゼロという目標の達成を目指しています。

「飢餓ゼロ」を目指す「世界食糧デー」はこの40年間にわたるベトナムとFAOの効果的な協力を示し、ベトナムが食料不足に苦しんだ国から世界コメ輸出大国へと成長しています。式典で、農業農村開発省のレ・クォク・ゾアイン副大臣は次のように語りました。

(テープ)

「中央から地方までの管理者、政策作成者、投資家、企業経営者、共同体、仲でも農民らは『飢餓ゼロ』という切実な目標の達成に貢献することができます。投資誘致の推進を目指す適切な政策や解決策の展開を通じて、持続可能な食糧生産システムづくりや小規模な農業生産を行なう農家の生産性と収入の向上、食糧浪費の軽減、また、2歳以下の幼児の栄養不良を無くすことを目指しています。」

一方、FAOベトナム事務所のAlbert Lieber所長は次のように話しました。

(テープ)

「FAOは国営企業や民間企業をはじめ、各国に対し、『飢餓ゼロ』という目標の達成に向けて、あらゆる手を尽くし、傷を受けやすい人々や貧困な状況にある人々に雇用を創出し、経済成長による利益を享受できるよう確保することを呼びかけています。FAOは持続可能な農業発展、グリーン成長、平等確保、自然災害への対応などでベトナムを支持、支援しています。」

 

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