中国習主席「保護主義が影」

(共同通信) -中国の習近平国家主席は17日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)関連会合で演説し「保護主義と一国主義が世界経済に影を落としている」と述べ、貿易摩擦で対立するトランプ米政権をけん制しました。

習氏は「貿易戦争には勝者はいない」とも述べました。中国は改革・開放政策に基づき輸入を増やしたと説明しました。今後さらに外資系企業の参入を歓迎、知的財産権を保護し、輸入を増やすと説明しました。

習氏が提唱した巨大経済圏構想「一帯一路」については「世界経済に新たな成長の余地をつくるのが目的だ」と正当化しました。

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