28日、政府支持派の戦闘員は「分離主義勢力がウクライナ南東部の町ノボアゾフスクに進入した」と明らかにした。
ノボアゾフスクで戦闘が続く(写真:AP)
ウクライナ政府側の部隊の戦闘員はロイターの電話取材に対し、「2日前にロシアから国境を越えて運ばれた軍装備品がノボアゾフスクにある」と語りました。
軍部筋によりますと、分離主義勢力はドネツク東部の丘陵部も掌握。広範な地域を統括するための要衝となる見込みです。
分離主義勢力の2大拠点都市であるドネツクとルガンスクではここ数週間、政府軍が攻勢を強めてきましたが、突然の形勢逆転は、ロシア兵が分離主義勢力の支援に動き始めたとの見方を裏付けました。