シンポジウムの様子

19日午前、ハノイで、ベトナム労働傷病軍人社会事業省は在ベトナムオーストラリア大使館及びＵＮＷｏｍｅｎ＝国連女性機関と協力して「労働法改正案における男女平等促進」をテーマとしたシンポジウムを行いました。

シンポジウムで発言にたった同省のグエン・ティ・ハー次官は、現行の労働法は男女平等を詳細に規定しているが、2013年憲法を具体化させるために、より具体的な規定を追加する必要があると明らかにしました。

一方、国連ベトナム事務所のコーディネーター アストリド・バントさんは、ベトナムは男女平等で多くの成果を収めているにもかかわらず、国際社会への参入と第4次産業革命が進められていく中で、男女平等をより促進させる時期が来たと述べ、次のように語りました。

（テープ）

「労働法改正は、男女平等の促進、女性労働者の権利保護、労働力の質的向上に必要な法的基盤の強化に役立つでしょう。国連は、第4次産業革命のメリットを活かすなどによる男女平等の促進において引き続きベトナムを支援していきます。」