台風予防対策を促進

(VOVWORLD) -台風カーヌンが発生し、ベトナムに直撃する可能性があることを受け、14日、ハノイで、自然災害予防対策中央指導委員会委員長を努めるグエン・スアン・クオン農業農村開発大臣は緊急会議を行い、各地方に対し、情報を見極め、緊急措置をとるよう要請しました。
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当面の重要な任務は危険な海域に活動中の船舶の避難であるとしています。一方、中部トゥアティエンフエ省人民委員会は省内の各機関、地方に文書を送り、緊急措置をとるよう要請しました。15日午前まで、同省の沖合いで活動中の700隻の船舶は気象警報を受け、安全な場所に避難しているということです。

また、土砂崩れや、洪水の危険性の高い場所に住む住民の非難も始まったとしています。同省国境警備部隊のグエン・スアン・ホア大佐は次のように明らかにしました。

(テープ)

「我々は照明弾を発射するなどして、台風の状況を船舶に伝えています。特に、沖合いで活動中の船舶に対し、非難するよう要請しています。沖合いに出ることの禁止令も出されました」

他方、中部沿海クアンビン省でも緊急対応措置がとられています。これまで、沖合いで活動していた5000隻の船舶は非難しています。同省の各機関、軍部隊、公安部隊、警察部隊は1日24時間対応体制をとっているということです。

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