(parstoday.com)中国・新華社通信によりますと、安保理の今月の議長を務めるカレル・ヴァン・オーソトム・オランダ国連大使は、「安保理理事国は、安保理決議2254と2401の実施を強調した」と語りました。
(写真:AFP/TTXVN) |
また、「安保理は、シリア・東グータ地区で反体制派武装勢力の占領下にある地域での暴力の激化は全て、先月24日に採択された決議2401に反するものと見なす」と述べています。
この決議は、シリアでの30日間の停戦に関するもので、安保理は全会一致でこれを採択しました。
国連のデミストゥラシリア問題担当特使も、安保理会議において、シリア危機の収束に向けた政治的な解決策を模索するよう求め、これに対する希望を失ってはならないとしました。
安保理理事国は、シリア国民が無条件で、しかも恒常的に人道支援を受けられるべきであると強調し、シリア危機の全ての関係勢力に対し、国際人道法の枠組みにそって、民間人の保護という自らの責務を忠実に果たすよう求めています。